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つぶやきより長く日記より短く

ひとことブログみたいに気軽に…のはずが、最近はめっきり読書blogになってます

読書感想文 特別版 【(一人で勝手に)友麻碧先生フェア】

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『かくりよの宿飯  五  あやかしお宿に美味い肴あります』

富士見L文庫

 

すっかり読みハマり大好きなシリーズとなりました。

前作の四巻が上巻で今回の五巻が下巻のような展開です。

さらわれた先でも、料理を武器に何だかんだと乗り切る葵は、ホントに強いと思う。

確かに今までがうまく行きすぎてたから、味覚を奪われるなんて大ピンチに、さすがの葵も凹むけど、それが長続きしないのがいいところ(笑)

今回もしっかり乗り切り、ラストでは苦難の道を我知らず選んでしまった銀次さんがホント切ない…(ノД`)

まだまだ明かされない部分のある葵の事や、話ばかりで何も見えてこないおじいちゃんの事…これからも目が離せないシリーズです。

 


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『かくりよの宿飯 あやかしお宿に嫁入りします』

画:布丘わこ/KADOKAWA enter brain

 

かくりよの宿飯シリーズのコミカライズ版です。

マンガは電子版で…スマホで読むのは辛いから迷ったんですけど…紙本買いました(笑)

現在のイラストとは違うので、ちょっとは違和感ありますが、読み進めれば気になりません。

むしろ、自分のイメージしてたのが幼すぎたかも(笑)

鬼神の大旦那様がですね…原作では射竦めるような冷たい怖さをイメージしてたんですが…み、三日月の目で笑って薄気味悪いんですよ*1ブルッ

むしろこっちのが怖くて有りでした。

続きが気になり原作を一巻から読み返しました(笑)

 


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『浅草鬼嫁日記  あやかし夫婦は今世こそ幸せになりたい』

富士見L文庫

 

カクヨムのサイトで公開されていまして、序盤は読みました。

けど、絶対文庫化される!と思ったので、予定の話すら出てないのに読むのをやめ、ひたすら文庫化を待っていました(笑)

表紙の2人は、男の子が酒呑童子、女の子が茨木童子、女の子の後ろにいるのが藤原公任にして鵺のあやかし。

当時の記憶を持ったまま現世は浅草に生まれ変わりました。

浅草を舞台に、あやかしと人間が共存していくべく、日々努力するものの諍いは起こる。

あやかしだって困ることもある。

そんなときに女の子(真紀)が力を貸し、男の子(薫)がしぶしぶ手伝い、後ろの子(由理彦)が知恵を貸す(笑)

茨木童子酒呑童子は前世で夫婦だったので、高校生なのにこなれた夫婦のような、いい感じでいいテンポな会話が楽しいです。

何といっても真紀が強い(笑)

薫(酒呑童子)は、前世と変わらずスペシャルイケメンで女子の人気の的だけど、んなこと知るか!な性格で、真紀(茨木童子)も可愛いのに強いから、日常ではモテる訳じゃ無いけど、あやかし達には頼りにされて…。

とにかく、盤石な絆の夫婦とその友の織りなす日常が面白い。

学校の新聞部にかぎ回られたり、あやかし面での命の危機とか、ハプニング的には分かりやすい事件ばかりだけど、3人のキャラがぶれないので一気に読み抜けました。

これもシリーズ化されて長く続いて欲しい物語です。

 


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『十二因縁』

原案・イラスト:ネヲ/KCG文庫

 

電子版買うときに偶然見つけて読んでみました。

この作品は、絵が先でそこに友麻先生がお話を書いた…。

そんないきさつのようです。

縁結び(恋愛に関わらず)の神社の神様になって、地元のあやかし絡みの縁を結んでいくお話し。

といっても、神社にはちゃんと神様いるけど、身軽に動けないからって理由でなった助手神様。

このお話も面白かったんですよ。

表紙を見たときは、もっとあやかし絡みのドロドロ感を予想してたんですが、反して和やかに読めました。

主人公・繁の生い立ちにまつわるエピソードは、けして明るいものとは言えませんが、それを噛み締めながら、新しい関係を築いていく、芯の強さも見て取れました。

これも続き読みたいなぁ…と思ってるんですけどね…出て欲しいな。

 


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『鳥居の向こうは、知らない世界でした。』

幻冬舎文庫

 

締めの一冊は、新作でした。

華やかきらびやかな表紙に、発売までワクワク待っておりました。

てっきり表紙の二人ができちゃうのかと思っていたら、お相手は別にいた…文字通り王子様が(笑)

かくりよの宿飯シリーズの葵も、鬼嫁日記の真紀も、精神的に物理的に逞しいですが、今回のヒロイン千歳は、育った環境から自分を押し殺して地味な女子大生。

情けない父ちゃんはほっといて。

最初はどんよりした曇り空…その後どしゃ降りの大雨…そんな感じで物語がスタートしたので、ちょっと今までのイメージと違うかな…と、いつもよりゆっくりペースで読みました。

物語を読み進め、千歳が異界に慣れるに従って、どしゃ降りの雨もやんで、クライマックスの幻想即興曲のシーンでは天使の梯子が見えるような…。

でも千歳の心だけが晴れてしまって、お父さんや義弟の優君は、取り残されてしまっているので、ぜひ!続きで二人の心も晴れにしてあげて欲しいです。

薬…こちらでいう漢方薬(お話しの中では仙薬)のように、じっくりじわじわ面白いです(笑)

どこか台湾ちっくな異界(千国)にとっては、地球上が異界。

その異界の人物が最初の王なので、時おりいろんな文化が持ち込まれるそうで…。

千歳はクライマックスでピアノを弾きますが、アジアンテイストに合わないかなぁとも思いましたが、千国と異界(地球上)との違いをはっきりさせるためには、これも有りかなと。

ただ、薬膳とはいえあまりお料理が前に出ちゃうと、かくりよの宿飯シリーズとの違いが無くなっちゃいそうなので、あくまでもお薬メインがいいなぁと感じました。

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こうして一人勝手に始めた【友麻碧先生フェア】はひとまずは終了しました(笑)

でも、どの作品も面白いので、ちょこちょこ読み返しする予定です。

その都度、読書メーターの方へ感想をあげていきます。

 

あ~楽しかった。この10日ほど、かくりよの宿飯シリーズの全巻読み返しも含め、がっつり堪能させていただきました。

 

*1: ;゜Д゜