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読書感想文 第42巻

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『神隠しの森~とある男子高校生 夏の記憶』

作:梨沙/集英社オレンジ文庫

 

6月に発売されたときから気になっていたけど、頑張って電子化を待って読みました。

一言で言うと“不思議なおもしろさ”

 

完全に完結されてないような、もしかしたらまだ続きでるかも?な予想もできる。

でも中途半端さは感じませんでした。

怨霊信仰の神社のある村が舞台。ホラーちっくな面はありますが、けして怖すぎず。

『……………オォゥ…( ;゜Д゜)ブルッ』

ってなるような怖さ(笑)

 

表紙の子達が主な登場人物なんだけど、章ごとに誰と誰がメインになるか変わるので、最初だけ少し戸惑ったけど、すぐに慣れてサクサク読めました。

 

神様って、ただ優しく見守ってくれたり、お願い叶えてくれたりする訳じゃないんですよね。

怨霊信仰だから、怖さ7:優しさ3ってとこかなぁ。

ただ赤姫様はタッグ組んでるからな(笑)

 

いつかこの子達が大人になったとき、集まるたびに思い出話になるのかなぁ。

本気(もとき)君も薫君も、いつか村の外へ行けるようになるといいな…。