読書感想文 第26巻
『最後の晩ごはん』
1、ふるさととだし巻き卵
2、小説家と冷やし中華
3、お兄さんとホットケーキ
4、刑事さんとハンバーグ
5、師匠と弟子のオムライス
6、旧友と焼おにぎり
作:椹野 道流 角川文庫
最初は主人公が踏んだり蹴ったりなところから始まって、好き嫌い別としていろんな人と関わりながら、足元を固め今までの足元を見つめ直し、6巻では一歩踏み出す準備ができた…。
そんな感じでした。
幽霊といわれる人達が出てきたり、付喪神が出てきたり何でもありなんだけど、今の世の中人間の方がよっぽど化け物じみてるので違和感ないというか…ww
主人公が元芸能人で、濡れ衣とはいえやらかしちゃったので、それが役に立ったりそのために周りに迷惑をかけてしまったりといろいろですがここまで読んでくると、いつかは戻るのかなぁ…と思ってみたり、
ロイドさんは、いつまで一緒にいられるのかなぁ…とか、おいらもいろいろ考えますww
拾ってくれた夏神さん(定食屋の主)も、過去にいろいろあった方。
さすがに6巻までくるとお互いにいろいろ分かってくるわけです。
気を使ったり踏み込んでみたり…。
男の人ってめんどくさいって作中の女性の1人が言いますが、おいらはその距離感がうらやましいです。
訳知り顔でいろいろ聞かれて、ホントかどうか分からない同情をされるより全然いいです。
訳あり師弟と付喪神ロイドさん。
これからもおいしいご飯とお話し、楽しみにしております。