読書感想文 第25巻
『晴追町には、ひまりさんがいる-はじまりの春は犬を連れた人妻と』
『晴追町には、ひまりさんがいる-恋と花火と図書館王子』
作:野村美月
講談社タイガ
作者本人も言ってますが、めぞん○刻がモチーフのようです。
大学生の男の子と犬を連れた可愛らしい人妻さん。
元ネタとは違い、大学生の春近君は同年代の女性ではなく、好きになるのはいつも人妻さん。
子供の頃の○○ちゃんのママから始まり、気づくとみんな薬指に指輪がキラリ。
人妻さんも、未亡人じゃありません。民俗学者の旦那さんは彦星旦那で、七夕の一日しか戻ってこない…ようで。
この辺は一作目のラストとあとがきに惑わされて、まだよくわかっていません(笑)
でもそのあたり抜きにしても、小さな町の日常にある小さな出来事が微笑ましい。
良いことばかりじゃないんですが、それでも「そう思うのは、あなた一人じゃないんだよ」って笑顔になるようなお話でした。
続き出るよなぁ…。
まだ有海さん(ひまりさんの旦那さん)の謎も、同じ名前の犬の謎もとけてない。
二作目の終わりの方で、みんなに少しずつ今までとは違う風が吹いてきて、これからどうなるのか楽しみなのに。
ええ。楽しみにしてます(笑)