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つぶやきより長く日記より短く

ひとことブログみたいに気軽に…のはずが、最近はめっきり読書blogになってます

読書感想文 第15巻

『その冥がりに、華の咲く  陰陽師安倍晴明
角川文庫

『我、天命を覆す  陰陽師安倍晴明』に続く、じい様晴明の若かりし頃のお話し第二段
単行本では4冊でてますが(ホントはそっちが欲しい)置く場所ないので文庫で…。
でも続き読みたい…でも文庫、単行本とバラバラになるし…。
先に電子書籍で買おうかな…。

え~。。前回のお話で天命を覆した時は、十二神将を全員式に下し、化け物退治をしたわけですが、その化け物が遥か大陸より来る、絹の道の果てのさらに奥からやってきた鬼人。
犬歯がやたらと長く、人の生き血をすすり、血を奪われた者を鬼人に変化させる…
トランシルバニアの有名なあの方です。

で、その退治が終わり、姫をお助けし、普段の生活に戻った晴明。
すれた晴明とプライドはヒマラヤ山脈並みの十二神将。まぁギスギスと…(^_^;)
十二人も従えてるので、気力体力霊力胆力…力と名の付くものすべてをえらく消耗して、普段でも感じ悪い晴明が輪をかけて感じ悪いww
さらに、陰陽師が一度は我が手に…と望む十二神将を横取りしようという輩も後を絶たず、挙げ句に今度は今上帝とその母(大后)が十二神将みせろや…と呼びつけてくる。

そんな中、前回助けた姫は今度は冥がりに沈んでしまう。
あの世でもこの世でもない、何もない真っ暗な場所。原因は晴明と神将達だとあやかしは言う。

というわけで、今回も晴明は命がけで姫を助けるわけですが…
コミカルな部分もある少年陰陽師と違い、前作からここまで、晴明が笑わないww
そのあたりは唯一の押しかけ友人がすべて請け負ってる。
でも主役は晴明だから、シニカルな苦笑は見せても“楽しそうに”笑わないので重いww

と言うか、タイトル通り、暗いと言っていいと思う…(^_^;)
まぁすべては天狐の血を引く半人半妖な生まれとこれまでの境遇がそうしたわけだけど…。

騒動解決に至る間に、神将達や晴明のお互いへの気持ちの変化も出てきて、もしかしたら次のお話しでは笑顔が見れるかな…と楽しみになりました。

今しばらく、このシリーズにはハマっていきそうです。