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読書感想文 第14巻

少年陰陽師  籠目編』作:結城光流

ガマンできずに読んでしまった5冊。
先に短編集を読んでしまっていたのですが、やっと現時点で一番最後の話と繋がりました。

なので、正確に言うと読んだのは、籠目編5冊と『夢見ていられる頃を過ぎ』の続きの部分で5冊半てとこでしょうか。

籠目編は、安倍一族危機一髪的なお話しでして、あやかしに取り憑かれて命の危機だったり、あやかしに毒を盛られて命の危機だったり、昌裕が刃傷事件の犯人にされたり、そのおかげで安倍一族が失脚の危機だったり、じい様晴明が伊勢に行って留守の間に大騒ぎでした。

事件が終わると昌裕は、今回の事件に関わった陰陽師の一族・神祓衆に弟子入り修行のため居残り、安倍家の遠縁として晴明宅に預けられていた道長の一の姫彰子は、父・道長が決めた縁談を蹴飛ばし、内親王の女房としてお仕えする道を選び…。

彰子は元々、入内が決まっていたところにあやかしの呪詛を受け、それが体の中に残ってしまったため、道長とーちゃんとじい様晴明が一計を案じ、顔のよく似た異母姉妹の章子を替え玉入内させ、彰子本人は呪詛を抑え続けるために安倍家に居候となっておりました。

まぁ…平安の世は、娘は出世の道具でしたからね…。
当代一の権勢を誇る、藤原道長ですから…いいとこに嫁に行くのが女の幸せと思い込むのも無理はない。
でも私は嫌!と宮仕えを選んだ娘・彰子でした。

この先、昌裕と彰子がどういう展開になるのか…。
身分を超えて結ばれるのか、分相応にお互い相手を見つけるのか…。
昌裕の成長とともに、こちらの展開も楽しみです。

さらに続きを読み進めたいんですが…。
さすがに買い過ぎ(^_^;)
25日の晴明本人のお話の方を購入したら、今度こそ積ん読消化します(^_^;)

ってか…。
神様の御用人とか、あやかし系のお話しに少年陰陽師が決定打となり、日本神話と古事記を読みたいと思い始め…。
初心者向けは無いものかと思案中。
さらには、神道とか祝詞の本とかも読んでみたくて…うむむ…。

それこそとんでもなく高そうな予感…orz